第1回 小池良介さん

小池良介です。スタンドアップコメディアンをして7年経ちます。去年よりプロとして、毎週10~15回くらいNYのコメディクラブを中心に活動しております。 NYU,コロンビア大学などの大学のイベントとして参加したりもしております。更にはコンテストも年に数回行われ、今回その一つの2005年1月27日に行われた『Take OutComedy content(www.takeoutcomedy.com)』において優勝しました。東海岸の代表として、西海岸や他の地域のコメディアンと共に、Take Out Comedy主催の全米ツアーに参加することになり、今までテキサス、ワシントンDC、ユタ州でパフォーミングし、4月22日アトランタ、5月9日からノンストップで2週間NY、LA、サンフランシスコ、シアトル、ハワイでショーが予定されています。 今秋、アジアへのツアーも予定されており、香港、シンガポール、東京も行く予定です。

私、日本でコメディーをしていた訳ではなく、地元愛知の高校を卒業後、関西大学に進学し、映画『Shall We Dance?』でおなじみの社交ダンス部競技者として在籍。4年生の時、全日本学生競技ダンス選手権において全国準優勝し、そのまま大阪でプロの競技者になりました。数年後には、技術向上の為単身LAへ留学。これが初めての渡米となりました。当時26歳でした。アメリカ・イギリス人女性のパートナーと競技会に出場し、CA Open Dance Competition 4位、LA Open Dance Competition準優勝を果たした後、現役引退しました。

私とコメディーとの出会いは、コメディークラブ主催のWorkshopを参加している際、クラブのマネジャーに誘われWorkshop終了後も引き続き舞台に上がることを薦められました。

よく言葉の違い、アメリカ文化の知識不足などが理由でコメディーは困難とされているようですが、ダンス、音楽、芝居など、他のパフォーマンスよりむしろ日本人はコメディーに向いていると思っております。

コメディーは最もシンプルなパフォーマンスで漫才と違い相方も要らず、楽器などの道具も用意する必要がなく、ただ決められた時間をエんターティンし、ダンスと違い肉体的限界を理由に引退もありません。

こんな動機で始めた私の気持ちとはうらはらに、アメリカのコメディーのステータスの高さと日本人コメディアンの希少性でアメリカ人コメディアンを差し置いてテレビなど出演することも増えてます。本人は戸惑うばかりですが、応援してくださる方も増え、今回の愛知県人会への加入は心強くありがたく思っております。5月9日に行われるショーには是非いらしてください。

 

www.riokoike.com

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