第17回 池田 良さん

池田良と申します。今年の3.11にNYで上演した「HIKOBAE」という舞台に出演させていただき、その時のご縁でこの夏、Stella Adler Studio of Actingに通っています。

今回NYに来て1カ月が経ちました。以前も外資系のコンサルティング会社に勤めていた時にフィラデルフィアに住んでいたし、それ以外にも学生時代シアトルにホームステイしたり、L.A.に1カ月演技のレッスンを受けにいったり。アメリカの経験は結構あるのですが、いまさらカルチャーショックを受けることがありました。 続きを読む

第16回 永井修一さん

「ニューヨーク愛知県人会との縁」

ニューヨークには初春というより真冬という感じの3月に大学の卒業記念として訪れた。それまでは漠然とした憧れみたいなものをアメリカに対してもっていて、物理の道を志していたその頃は、いつか留学ぐらいしよう、くらいに思ってはいた。そのときは仕事でアメリカに住むようになるなんて全く思いもしなかった。 続きを読む

第15回 鈴木やすさん

15回目の愛知県人会リレーエッセイを書かせていただきます、俳優で映画監督の鈴木やすと申します。1991年の6月、24歳の夏にニューヨークに降り立って今年で20年になるということで、そろそろニューヨークでの生活の方が名古屋での生活よりも長くなる日も近づいてきました。 続きを読む

第14回 石川 保典さん

このエッセイが掲載される頃には、3年間の勤務を終えて帰国の途に着いたころかと思います。皆様、いろいろとお世話になりました。この場を借りて、お礼申し上げます。

一人で国連や北中南米をカバーした3年間。その最後の仕事となったのが、普段は記事を書かないスポーツ、しかも中日ドラゴンズからFAになった福留孝介選手のシカゴ・カブス入団発表だったのは、ちょっとした僥倖でした。 続きを読む

第13回 松浦絵里さん

はじめまして。松浦絵里です。私は小牧市で育ち、愛知淑徳高校・短大を卒業後、イギリスのブライトン(ロンドンから1時間ほどにある、イギリス南東の海辺の街ー夏にはブライトンビーチに多くの人が訪れます)に1年間留学しました。英語で異国の人とコミュニケーションがとれる楽しさ、大切さを知ることができ、視野を広げてくれた貴重な体験でした。 続きを読む

第11回 市原千香子さん

「名古屋人―食文化」

愛知県名古屋市からニューヨークに出てきて早16年が過ぎてしまった。そんな言い方をするとなんだか年を取ったような気にもなるが、ニューヨークにはいつも新しいことがおきていて、時間を感じさせないアップビートであるところがニューヨークのいいところなのだろう。 続きを読む

第10回 デビッド・シンデルさん

名古屋体験記 -初日のできごとー

それは1988年春に遡ります。当時私はNYUの学生でしたが、NYUの野呂教授が私に“デビッドさん、もし日本語を真剣に勉強したいのなら、実際に日本へ行って勉強すべきです。南山大学にはすばらしい日本語プログラムがあると聞いています”とアドバイスしてくれました。その言葉は私が知りたかったことの全てでした。 続きを読む

第8回 高橋 洋さん

「名古屋支社に赴任して欲しい」-そんな辞令を人事部長から伝えられたのは忘れもしない1997年2月のことであった。

東京で生まれ、東京で育ち、大学を卒業するまでの24年間で築いた友人、家族、恋人などとの思い出を捨てた。一人暮らしも初めてで、何もかも不安で一杯であった。 続きを読む

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